1. ソフトウェアの自動更新を有効にする
リレーを安全に保つために最も大事なことの1つは、セキュリティアップデートを適切なタイミングで、理想的には忘れないように自動的にインストールすることです。
指示に沿って、お使いのオペレーティングシステムでソフトウェアの自動更新を有効にしてください。
2. pkg_add を設定
NetBSD オペレーティングシステムの最近のバージョンでは、pkgsrc バイナリーパッケージを管理するための apt や yum のようなソフトウェアである pkgin を使用するように設定できます。ここでは設定を変換せず、代わりに単純な pkg_add を使用します。
# echo "PKG_PATH=http://cdn.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/$(uname -m)/$(uname -r)/All" > /etc/pkg_install.conf
3. パッケージのインストール
NetBSD の tor パッケージをインストールします。
# pkg_add tor
4. 設定ファイル
構成ファイル /usr/pkg/etc/tor/torrc を配置します。
Nickname myNiceRelay # "myNiceRelay" は任意の名前に変更してください
ContactInfo your@e-mail # メールアドレスは公開されることに注意して記述してください
ORPort 443 # 別のポートを使っても構いません
ExitRelay 0
SocksPort 0
Log notice syslog
5. サービスの開始
ここでは、ブート時に tor が起動するように設定し、最初にそれを呼び出します。
# ln -sf /usr/pkg/share/examples/rc.d/tor /etc/rc.d/tor
# echo "tor=YES" >> /etc/rc.conf
# /etc/rc.d/tor start
6. 備考
リレーの設定に際して問題がある場合は、ヘルプセクションをご覧ください。
リレーが正常に動作したら、インストール後の確認事項をご覧ください。