1. パッケージのインストール

以下のコマンドは unbound をインストールし、DNS 設定をバックアップし、ローカルリゾルバーを使用するようにシステムに指示します。

# apt install unbound
# cp /etc/resolv.conf /etc/resolv.conf.backup
# echo nameserver 127.0.0.1 > /etc/resolv.conf

2. 変更のロック

不要な設定変更 (DHCP クライアントによる変更など) を回避するには、以下のようにします。

# chattr +i /etc/resolv.conf

3. QNAME 最小化

unbound の最新バージョンでは、qname-minimisation がデフォルトで有効になっています。ただし、古いバージョンでは自動的に有効になっていないので、この設定を確認することをお勧めします。

確認して設定するには、/etc/unbound/unbound.conf にある unbound 構成ファイルを開き、以下のエントリーを探し、必要に応じて変更します。

server:
    ...
    qname-minimisation: yes
    ...

設定が行われていない場合でも、既定で有効とされます。 先ほどインストールした Unbound リゾルバーは、DNSSEC 検証も行います。

4. サービスの開始

unbound サービスを有効にして開始するには、以下のコマンドを実行します。

# systemctl enable --now unbound

systemd-resolvedを stub listener と一緒に実行している場合は、もう少しやることがあるかもしれません。resolved.conf のマニュアルページをご覧ください。